自己破産にまつわる都市伝説

世間では破産にまつわる都市伝説がいろいろとあるようです。そして、その都市伝説を信じて自己破産をためらっておられる方が結構おられます。実際にご相談に来られた方のご質問(都市伝説)を一般化してQ&A方式でご説明します。

Q1.破産すると財産は全部没収される?

A1.いいえ。多額の現金・預金や不動産等の財産的価値の高いものがあれば、それらの財産は債権者へ配当されることになりますが、100万円までの現金や一般的な家財道具等の日常生活に必要なものまで失うわけではありません。

Q2.自己破産をすると年金がもらえなくなる・生活保護が打ち切られる?

A2.いいえ。それらの給付は破産とは関係がありませんので、まったく影響がありません。

Q3.破産したことが戸籍や住民票に記載される?

A3.そのようなことはありません。

注)個人が法律上の行為能力を備えているかどうかを公的な機関が証明する「身元証明」という制度があります。この証明は本籍地の役所が行うことになっており、破産手続きが開始すればこの「身元証明(書)」に破産の旨が記載されますが、免責を得ればその記載はなくなります。 破産手続きの開始から免責までの期間は、通常3か月程度はかかりますので、その間だけ記載されることになります。

注)破産した場合は、官報(国の新聞のようなもの)に住所・氏名等が掲載されます。しかし、一般の方であれば官報の存在すら知らないのではないかと思いますし、仮に知っておられたとしても、それらの方が常に官報をチェックしていない限り、知られることはないでしょう。

Q4.その他?

A4.自己破産や債務整理手続きに関するご不安な点がありましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。